日本人にとっての自然は、「四季」とともにあると感じます。
その「四季を大切に感じる」「生活に自然を感じる」ことがひとつめの扉です。

自然が、あなた自身の心身を整えたてきたこととは、
いったい何でしょうか?

日本人は四季や自然とともに暮らし、
その四季を心身で感じることで、

心身の状態を整え、日常を豊かに生きてきたという証明が、自律神経のスイッチングに隠れているのでは?と感じます。

 

つまり、その都度、「今」を充実させるために、四季や自然のスイッチを使い、生活を彩っていたということです。

 

この手法を現代風に使い、Digital(デジタル)や人間関係に疲労している「今」を
自然の力でphysical(身体)から整えるスイッチを使うのが、ひとつめの扉です。

 

日本ならではの「四季による自然を生かした行事」は、みなさんも大好きな春の花見、夏の花火やお盆の送り火、
秋の祭り、冬はお正月や節分といったものがありますよね。宗教や年齢にも関係なく、日本人の生活に当たり前にあるものといってもいいでしょう。

これらの行事を考えるとき、私は楽しくウキウキしてしまいます。
体調を崩しやすい季節の変わり目など、一定のポイントでこれがやってきます。

この四季の行事にワクワクすることが、自律神経のセットポイントになっていると思いませんか?
この自然に身を委ねることが、副交感神経優位にして、ストレス緩和につながることも、分かってきています。

ただ、最近は、人の流れや密を避けるということで、いろんな行事もなくなってしまいました。
さらに、デジタル化が進んで、リアルの自然を触れる機会も少なりつつあります。

 

そんな状況をすこし変えてみませんか?

 

大きなことは出来ませんが、、、
逆にプライベート空間で、限られた家族や仲間と自然の行事を楽しんでみるのはいかがでしょうか?

例えば、7月は七夕ということで、竹を割って、流しそうめんを楽しんで、七夕飾りも作っちゃおう!みたいなことです。
こちらでイベントを立てることもありますし、提案いただいて相談に応じることも検討しています。

また、先日、友人夫妻が遊びに来てくれた時、五葉庵の裏庭で、焚火を楽しんでもらいました。
揺らめく炎をみながら、とつとつと話す時間は、ゆったりと心地よかったです。

さらに朝の陽ざしの射す竹林を眺めながらのコーヒーも、心が落ち着くものでした。

これは、樺沢紫苑先生の著書*1「精神科医が見つけた3つの幸福」の「セロトニン的幸福=心と体の健康」にもつながる部分だと感じました。

 

そこで、ひとり焚火や何もしないことを楽しむようなちょっとだけ自然体験も用意します。
手ぶらで屋外を楽しめるよう、準備しています。

 

さらに、今どきのBBQだけでなく、昔のようなちょっとだけ不自由な状態で、イベントをやってみるということも考えています。

具体的には、「新米をかまどで薪を使って炊いてみよう」とか「石臼でもちつきをやってみよう」など…

コロナが落ち着いたら、ご案内していきますね。

 

今は、コロナ禍のためご案内できませんが、タイミングが来たらリアルで体験してもらえるよう準備していますので、お楽しみにお待ちください。

こんなことできますか?などのご意見もお聞かせくださいね。

*1 「精神科医が見つけた3つの幸福」 飛鳥新社  樺沢紫苑著