昨日お話しした私の原点の絵本
「The Missing Piece」(和訳:ぼくを探しに)
この続編というか、スピンオフ作品が
「The Missing Piece~Meets the BIG O~」になります。

なぜスピンオフ作品なのか?
それは、主人公が「カケラ」なんです。

カケラが、自分をピッタリはめてくれる相手を探して待つところから始まります。
着飾ったり、誇張したり、叫んでみたり…
たまに通りかかっても、なかなかぴったりな相手は来ない。
そんな中、見たこともないまん丸いヤツがやってきた‼
相手は、ビッグオーと名乗り、じっと待ってるカケラに言うのです。
「君ひとりなら転がっていけるかもしれない」
カケラは転がれないんだと反論すると、

「Have you ever tried?」
(やってみたことはあるの?)

そう言って、去っていきます。
カケラは、自分の体を起こして、パタンと倒しながら、進んでいくことを決め、
小さいながら自らで転がるようになっていくというお話。

こっちのほうが私は じわじわと時間がたてば
ボディブローのように効いてくるお話でした。
「Have you ever tried?」
自分がうまく決められてないな、とか、あーだこーだ頭でばかり考える時に
このセリフは、自分を素に戻す気がします。

そして、自分自身にもう一度問いかける
「Have you ever tried?」

そうだよね、まずはやってみなくちゃ!

進むことを躊躇してしまうときや、立ちすくんだ時
この言葉に何度も助けられてきた。

今、もう一度、この言葉を自分にリマインドセットして
このリエデュの森を 育てていきたいなと思っているところです。

「The Missing Piece」
「The Missing Piece~Meets the BIG O~」 作 シェル・シルヴァスタイン 訳 倉橋由美子  講談社

*「集い場 五葉庵」当主 *NPO法人Accept Base Camp for Teacher 理事長 *華道池坊 正教授1級  *京都検定 2級 *1989~2021 公立中学校養護教諭として勤務 *日本ノートメソッド協会   ・方眼ノートトレーナー  ・10min FOCUS Mapping®初級、中級インストラクター

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